
もりのめぐみ協同組合
電話 0920-54-011
所在地 〒817-0321 長崎県対馬市美津島町洲藻820番地7
代表理事 石井 弘康
○フォーラムについて、どう思っていますか。
石井弘康代表理事
サプライチェーンというのは、昔は地域に自然にできていた。
助け合いとか共存共栄という意味合いとは少し違うが、みんなが山に関わる仕事をしているという意識のもと、苦労も一緒に乗り越えながら、川上とか川下とかではなく、できていたのでよかった。今、まったくないというわけではないので誤解のないようにお願いしたい。
県産材を県内で回すというのは、なかなかできていない。
コロナ禍、昨年の台風等で受注に打撃を受け生産も縮小されてきたが、受け入れ先として島根があって助かったというのは否めない。長崎県内で需要が広がればと思うがそれは今に始まったことではない。
全てを県産材で回すとは言わないが、今が少なすぎる。

○マッチングを進めて行くうえで、どういうところがポイントでしょうか。
石井弘康代表理事
SCMに限らず「もりんく」等のマッチングシステムもできて、始まってはいるが、やはり取引は、ちゃんと会って、少なくとも電話で声を聴きながらと私は思っているので、マッチング=ITの発展、それだけで済ませるというのはまだやりたくない。フォーラム、シンポジウム、情報交換会はこれからも開催してほしい。

○木材のブランディングについてはどうでしょう
石井弘康代表理事
全てが国産材に切り替わるか、と言われるとそうはいかないと思う。
質的にも量的にも、輸入材をストップするわけにはいかない。例えば米マツ、これは強度、大きさ、長さ、単価、このすべてにおいて国産材に変わるものがない。
そこで集成材も着目するが、これも生産が追い付かない。または生産業者が足りないと感じる。
チップはバイオマス燃料として注目されているが、発電するにはまだまだ原材料が足りない。

○林業(木材)業界の将来
石井弘康代表理事
対馬という土地において人口の減少、若者の流出は今に始まったことではないが、フォークリフト、重機などの免許を取得し自分で操作する、したいという女性もここ数年で増えている。
高性能の機械を組合が入れたことで、操作性はより簡単になり、現場に若者が戻ってきた。
製材においては、コンピュータでの製材が主流になってきてはいるが、職人技を必要とする製材もなくしてはならないし、受け継いでいかなければならない。
ここはまだまだ課題が残るところである。






